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マイホームが欲しい!注文住宅選びは簡単なのか?

一軒家が立ち並ぶ住宅街

理想のマイホーム像として注文住宅をイメージする方が多いのではないでしょうか。理想の生活や希望するライフスタイルを実現する上では、設計に自分の希望を落としこめる注文住宅は非常に魅力的です。しかしながら失敗しないためには、どのようなポイントに留意するべきなのか困惑してしまうかもしれません。そこで個々では注文住宅のマイホームを購入するときの、注意点や役に立つ知識をご紹介したいと思います。
まず着手したいのは、予算を把握することです。一生に一度の買い物だけに、色々な希望を抱きがちです。家族全員の希望を盛り込んでいたら現実的な予算を大きく超過してしまうことも。家族の意向も配慮しながら現実的な予算を算出するのが出発点になります。マイホームの予算を判断する上で参考になるのが実際の費用相場です。新築の注文住宅の費用相場が、2019年のデータでは約500万円とされています。マイホームの費用相場を確認しておくことで、具体的に実現可能なライフスタイルも自ずと明らかになってきます。平均の費用相場を確認できたところで、次の段階は自分の年収を把握することです。自分の年収はもちろん共働きであれば、世帯年収をもとに今後の取り組みも違って来ます。世帯年収を把握できたら、いよいよ具体的な予算の目安を決めます。このとき参考になるのが、返済負担率です。返済負担率とは、毎月の収入に対して住宅ローン返済に負担される金額の割合のことです。短期間で返済しようとすれば、返済負担率をあげるべきですが、あまりに無理な返済計画を立てると返済できなくなり破綻する恐れがあります。生活を維持しながら無理なく安定した返済を継続するには、返済負担率は30%以下に抑えるのがポイントです。全額ローンでカバーするのではなく、ある程度頭金を用意して無理のない住宅ローン返済計画をたてるのがおすすめです。
現実的予算が明らかになれば、土地探しに移行します。土地の選び方には、仕事や進学を念頭に置くと、都市近郊となり落ち着いた生活を送れないことも。逆に自然溢れる環境を優先して郊外に居を構えると交通アクセスが悪いために、通勤時間が長くなってしまうこともあります。すべての条件をかなえる土地探しというのは難しいので、土地探しでは優先順位をつけてメリハリをつけることも大事です。考慮すべきなのは、交通アクセス、周囲の商業施設や公的施設の充実振り、周辺の住環境や災害への強さなどの要素を上げることが出来ます。